先日のゴルフの帰りのタクシーで、運転手さんが
「いや~、いっぱいで見送りですねぇ~」
「ホントですねー。何も出て来なくても良いのにね」
(ホンマ、いっぱいやったわぁ~)
「あっ、その箱、トランクにでも入れましょか?」
(箱?いやいや、これ優勝賞品の発泡スチロールに入った何かなんですけど・・・)
「いえいえ、イイですよ。膝の上に抱えていきます」
「なんかで優勝でもしたんですか?」
「ええ、まぁ」
「大きい入れモンですねー」
「そーですねー。何入ってるかはワカランですけど・・・」
(なんかお魚系だろーなー)
「空桶だったりして」
「ははは、そーかも知れません」
「上手いんですねー」
「いやいや、そんな事ないですよ」
「たわしさん、どんな曲歌われるんです?」
「へっ?」
「私はどーもカラオケは苦手でねー」
「ははは・・・僕もですよ」
(なんか方向違ってナイ??)
「いやいや、そんな優勝する位なんやから、十八番とか、やっぱあるんでしょ」
「そんなん、ナイですよー」
(完全にイってしもーとるやん、このオヤジ)
「私も詩吟とかならねー、少しカジッタんやけどねー」
「いやー、詩吟ってスゴイぢゃなていですかー」
「いやいや、音痴やから詩吟したんですわ」
「・・・・」
「詩吟て、あんまり、みんなワカランでしょ」
「はぁ・・・」
「でもホンマ最近の人はみんな上手いわ」
「いやいや、運転手さんも、そー言いながら上手いんでしょ」
「いや、私ね、昔、喉壊してしもてね」
(ヒジョーーーにマズイパターンです)
「あー、そーなんですかー」
「昔、若いときにね・・・・・」
(終わった・・・・・・)
このまま家に着くまで人生と言うものをを聞かせていただきました。
ありがとう!
そして、ツラカッたぞ!スワロータクシー!!
とりあえず先日の優勝は、どこぞのカラオケ大会だったと言う事で・・・。
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